生活文化

【十円硬貨の記憶】

【十円硬貨の記憶】 人生最初の記憶は何だったのか。父親が、祖母の田舎である富山に行ってきて、駅で受けとった釣り銭を示しながら、「これが新しい10円硬貨だ」と見せていたという記憶がある。 十円銅貨は昭和26年から製造を始めたらしい。となると、わた…

【「敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本/長岡真意子著」書評】

【「敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本/長岡真意子著」書評】 https://www.amazon.co.jp/敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本-長岡-真意子/dp/4798057142 いわゆる「子育てハウツー本」という形での出版だが、中身はそれ以上のものがある。もはや…

【半ドン効果】

【半ドン効果】 『「半ドン」よ、もう一度:令和時代“温故知新”の働き方改革』とのタイトルで、次のような記事を目にした。>http://agora-web.jp/archives/2038768.html ただし、この記事にはいくつかの誤解があるようだ。半ドンのドンがオランダ語で日曜日…

【新元号は「令和」だとか】

【新元号は「令和」だとか】 本棚から「万葉集」の脚注本がでてきたので、「令和」の個所を探してみた。奥付は、昭和33年4月発行・定価400円となっている。学生時代に文学部に単位取りに行ったときに、一度も出ない講義だったがテキストとして買わされたのだ…

【紫野 今宮神社「あぶり餅」】

【紫野 今宮神社「あぶり餅」】 京都今宮神社門前では、数百年を越す二軒の「あぶり餅屋」が、向かい合わせで競っている。これまで幾度か触れたことがあるのだが、正面から取り上げたことがなかった。上賀茂神社「やき餅」を取り上げた機会に、こちらもまと…

「駅ピアノ」

「駅ピアノ」 枝豆で一杯やりながら、NHK-BSで深夜にやってる「駅ピアノ」という番組を見てる。今夜はチェコ・プラハの駅。いろんな人が、勝手にピアノを弾くのだが、その街での生活の匂いが感じられて、なかなか楽しい。 特に、旧東欧の共産圏だった街とか…

”Irish Whiskey”

"Irish Whiskey" 長男のパソコンを修理してやったら、料金がわりにウィスキーを置いていった。高価なものではなさそうだが、"Irish Whiskey" とあるのでアイルランド産のものらしい。 かつて、ある人の紹介でアイルランド系の米人のPCを修理してやった。お礼…

【丑の刻参り】

【丑の刻参り】 「丑の刻参り」は、丑時詣・丑参り・丑三参りとも呼ばれ、丑の刻(午前1時〜午前3時ごろ)に神社の御神木に、憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種である。嫉妬に狂った女性が、白衣に扮し頭にかぶった…

【たこ焼きとキャベツのお話し】

【たこ焼きとキャベツのお話し】 たこ焼き発祥地大阪を始め、大半の関西では、たこ焼きにキャベツを入れないで、中のとろみを楽しむ。しかし、たこ焼き後進国の関東を始め、他の地域はキャベツを入れる。これは何故か? 実は、京都ではキャベツをたっぷり入…

【中秋の名月に寄す】

【中秋の名月に寄す】 「名月も スマホで撮れば こんなもん」(笑) 今夜が中秋の名月だというので、いちおう夜空を見上げて写真を撮ってみたが、これじゃいかんと思って、いくつか画像を探してみた。 「両方に ひげのあるなり 猫の恋」 小西来山 「猫の恋」は…

【上賀茂神社名物「やきもち」】

【上賀茂神社名物「やきもち」】 京都今宮神社門前では、数百年を越す老舗の「あぶり餅屋」が、向かい合わせで競っているが、葵祭で有名な上賀茂神社の門前にも、「賀茂のやきもち」として知られる二店舗がある。神社前広場で一の鳥居の真向かいにある「葵屋…

【柳原良平追悼】(1915/08/19)

【柳原良平追悼】(1915/08/19) サントリー・トリスのシンボルキャラクター、「アンクル・トリス」をつくり出した柳原良平さんが死去。また懐かしい昭和の星が一つ消えた。 昭和30年代のサントリー(当時は「寿屋」)宣伝部には、後の作家 開高健、山口瞳、…

【団塊世代は何を為したのか】

【団塊世代は何を為したのか】 1960年代から70年代初めにかけて、多くの若者文化が登場したが、それらを主導したのは必ずしも「団塊世代(1947-49生)」ではなかった。 ざっと関係者を挙げてみると、東大全共闘議長山本義隆1941年、サイケのイラストレーター…

啓蟄

【啓蟄】 今日(2015/3/5)は「啓蟄」にあたるらしい。外はいかにもふさわしい陽気なので、久しぶりにコタツからもぞもぞ這い出してみた。 「啓蟄や 我も仲間なり コタツムリ」(笑) ググってみると、 「啓蟄や 獄にまだある 地下の牢 辻井喬木」 虚子の句など…

善き哉、此の汁

【善き哉、此の汁】 深夜に「善哉(ぜんざい)」、正月餅の残り物始末に喰ふ(笑) 「善哉」は仏教用語のようで、本来は、仏陀が弟子の言ったことに「善きかな!」と賛同を示したときの言葉。一休禅師が、大徳寺の僧から小豆汁に餅を入れたものを饗されて、「善…

初雑煮 謹賀新年 昼すぎて

京の庶民のお雑煮はこんなもん。昆布だし白みそに、大根と金時人参煮て、丸餅いれる。 初雑煮 謹賀新年 昼すぎて 何爺

【ジョーク・ツイートetc】

【ジョーク・ツイートetc】 #ジョーク 戦時中、街中のあちこちに「贅沢は敵だ!」というスローガンが貼られていた。そのスローガンに、ひと文字「素」を書き入れたツワモノがいたらしい。「贅沢は素敵だ!」、特高が血眼になって捜索したとか。 #ジョーク 広…

餅つき

【餅つき】 京都の実家での子供時代には、毎年年末30日になると自宅の土間で「餅つき」をやった。「おくどさん(カマド)」に「せいろ」を積み上げてもち米を蒸し上げる。それを木の「うす」の上でひっくり返し、父親が「きね」でつく。きねの合間に、脇で餅…

縁切り伝説について

5-3.縁切り伝説 この節で最後に取りあげるのが「縁切り伝説」のある特異空間である。その場所で男女カップルがデートをすると縁が切れるという噂であって、特にストーリーのある伝説というよりはほとんどジンクスに近いものである。まずは有名な井の頭公園の…

『「着物業界」が衰退したのはなぜか? 「伝統と書いてボッタクリと

『「着物業界」が衰退したのはなぜか? 「伝統と書いてボッタクリと読む」世界』http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1602/23/news055.html これは西陣周辺の織屋[オリヤ]の次男として生まれた育った自分にとっては、きわめて当たり前のことだった。…

『ダッチロールほか』

『ダッチロールほか』 日航ジャンボ機墜落事故の記事を書いていたら「ダッチロール」"Dutch roll"という言葉が出てきた。アヒルがお尻をふりふり歩く姿に似てるからという話しを聞いた気がしていたが、アヒルは"duck"でまったく違う。"Dutch"はオランダのこ…

『縁切り伝説』

『縁切り伝説』 この節で最後に取りあげるのが「縁切り伝説」のある特異空間である。その場所で男女カップルがデートをすると縁が切れるという噂であって、特にストーリーのある伝説というよりはほとんどジンクスに近いものである。まずは有名な井の頭公園の…

「桜の樹の下には屍体がある」

「桜の樹の下には屍体がある」と言ったのは梶井基次郎。たしかに、半透明な薄いピンクの花びらが頭の上を覆っている様子は、なにかしら不吉な予感さえもよおすところがある。 今年も出先でちょい見して終わりだ。毎年、かすかに素通りしてゆく、そういう付き…

都市伝説 学校の怪談

学校の噂話が、一冊の書物にもなるぐらい(*1)たくさんあることには注目すべきだろう。全国の公立小中学校はほぼ同じような造りになっていて、そこに同年齢の同質的な生徒たちが長時間をすごしている。かつての伝説をうみだした閉鎖的な地域共同体が崩壊した…

「閑雅な食慾」

「ホーム炬燵の上での、ホットドッグと善哉との奇妙な出会い」(笑)(元ネタは、ロートレアモン伯「解剖台の上での、ミシンと雨傘との偶発的な出会い」・・・シュールレアリスムを語るときに、必ず引き合いに出される有名なフレーズ)

鍋焼き地獄

「鴨南蛮義理養子鍋焼き地獄」合鴨ローストと白葱で鴨南蛮を目指したが、余計な鶏卵(義理養子)を入れたためこうなった(笑)

衣笠丼

【衣笠丼】 春雨に衣笠山を来てみればいとども濡るる我が袂かな (源国信) 甘辛く炊いた油揚げと九条葱を卵でとじ、ご飯に乗せた丼ものを、京都では「衣笠丼」と呼ぶ。大阪人は、ただのケツネ丼やんけと言うだけで、この呼び名の奥ゆかしさが伝わらないようだ…

雲がくれにし 夜半の月

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 紫式部正月残りの餅を雲にみたててみたけど、あかんか?(笑)

うどん食う

サルトルは、「コップ一杯の水からも哲学ができるんだよ」とボーボワールを口説いた。うどん一杯で彼女をナンパした大阪男なら、何百もいるであろう。偉大なり、関西人とうどん(笑) これは「武蔵うどん」と名付ける、そのココロは「キツネとテンプラの二刀流…

あまった野菜で

見えぬなら喰らってしまへ雪椿 何爺ミルフィーユ・ホワイトソース・・・のつもり(笑)