【半世紀前の京都お好み焼き店風(笑)】
【半世紀前の京都お好み焼き店風(笑)】
鉄板付きのテーブルに座るが、写真のように店の人が焼いてくれるわけではない。取っ手付きのアルミカップに、メリケン粉を固めに練った生地を入れ、その上にキャベツなどのカット野菜、その上にほんの少しの豚やイカといった具が乗せてある。
それを柄の長めのスプーンでコネコネして、まるく鉄板に広げて焼く。片面が焼けたら、手のひら大のコテで、裏返してまた焼く。最後に表がえしてソースを塗る。
角っぽいソースカップには、甘めのとんかつソースと辛めのウスターソースが2種類、あとは青ノリ・カツブシ粉はかけ放題。
焼きあがったら、そのまま鉄板の上で、コテでカットしながら口に運ぶ。皿に移したりはしないが、頼めば小皿や割り箸ぐらいは出してくれる。
壁には手書きのメニューがあり、ブタ・イカがメインで、ほかに牛肉・エビ・タコ・牡蠣などにミックスなどもある。何のことはない、カップの上に乗せた具が違うだけ。
自宅玄関を改造したような店舗で、経営者はなぜか小太りのオバサン。小料理店や一杯飲み屋を切り回すほど才は無さげな、ヤモメ風の素人オバサンが多かったような(笑)
客層は、もっぱら部活帰りのニキビ面中高生だった。