社会

中国が隠す「人口問題」・・・人口減少は政治では変えられない

>中国が隠す「人口問題」に“衝撃の新事実”…習近平が恐れる「中国経済大崩壊」がついに現実へ! https://news.yahoo.co.jp/articles/16c1e61f94f41f539a9210bbbdb3f5a954ff2924?page=1 人口動向は、将来数十年に及ぶ、もっとも確実な経済予測データなのだ。…

『ペスト』アルベール・カミュ

『ペスト』アルベール・カミュ(新潮文庫/Kindle版) 初めて電子版で書籍を読んだ。小説も読まなくなって何年にもなるが、さらにモニター画面で読むと、かつての読書という感じとは異なる。とりあえずダウンロードして読み始めたが、どれだけボリュームがあ…

【世界世論情報戦】

【世界世論情報戦】 >高笑いの文在寅。韓国側の情報戦に負けた日本が「悪役」になる日 https://www.mag2.com/p/news/410425 センセーショナルな時事ネタのトピックスに、しゃかりきに反応する必要はないが、「反日」を戦略的に情報戦に組込んでいる中国や韓…

【情報革命 ふたりの軌跡】

【情報革命 ふたりの軌跡】 ~インターネットは何を変えたか~(NHKスペシャル) Yahoo! Japanを、日本独自の情報のプラットフォームに仕上げた井上雅博の功績は大だが、これは一方で、未だネット検索にヤフーを使ってるのは日本人だけというように、グロー…

【半ドン効果】

【半ドン効果】 『「半ドン」よ、もう一度:令和時代“温故知新”の働き方改革』とのタイトルで、次のような記事を目にした。>http://agora-web.jp/archives/2038768.html ただし、この記事にはいくつかの誤解があるようだ。半ドンのドンがオランダ語で日曜日…

【新元号は「令和」だとか】

【新元号は「令和」だとか】 本棚から「万葉集」の脚注本がでてきたので、「令和」の個所を探してみた。奥付は、昭和33年4月発行・定価400円となっている。学生時代に文学部に単位取りに行ったときに、一度も出ない講義だったがテキストとして買わされたのだ…

【60・70年安保/大学紛争メモ】

【60・70年安保/大学紛争メモ】 ◎東大安田講堂事件 1969年1月(s44)、学生に占拠されていた東大安田講堂が、遂に封鎖解除された。この東大安田講堂の攻防は、京都の実家でぼんやりとテレビで観ていた。安田講堂バリケードへの機動隊導入と封鎖解除は、70年安…

【丸山眞男 「空気」による支配】

【丸山眞男 「空気」による支配】>>日本の政治史を見るとよくわかる。普通には残虐な支配はないが、いつたん権威信仰の雰囲気的なわくに入つて来ないとみると逆に非常に残虐になる。…徳川時代のキリシタンに対して、また現代の思想犯に対して、支配者がい…

カール・マルクス 「経哲草稿」より

カール・マルクス 「経哲草稿」より 《 労働者は、労働の外部ではじめて自己のもとにあると感じ、そして労働の中では自己の外にあると感ずる。彼の労働は自発的なものではなく、強いられたもの、強制労働である。したがって、労働は欲求を満足させるものでは…

『Get Back! 60’s ビートルズとわれらの時代』(別冊太陽 s57刊)

『Get Back! 60's ビートルズとわれらの時代』(別冊太陽 s57刊)より 1960年代(s35〜s45)はまさに高度成長の只中であり、さまざまな社会・文化現象が展開された時期である。 そして団塊の世代(s22-24生れ)が、小学高学年から高校卒業に至る時期。おんぼろ木造…

【西部邁が死ぬまで許せなかった「大衆社会の病理」】

【西部邁が死ぬまで許せなかった「大衆社会の病理」】 www.iza.ne.jp このようなタイトルで、東大での元同僚だった舛添要一が、西部邁への追悼記事を書いている。これは西部へのレクイエムとしては、適切なものだと思える。かつて、通り魔殺人事件などが頻発…

【スティーブ&ビル】

【スティーブ&ビル】 NHK-BSドキュメンタリー「スティーブ・ジョブズvs.ビル・ゲイツ」を何気に観る。終始、スティーブがビルをいじるというような対談の様子が、二人の関係を象徴しているようだった。 二人について何人かにインタビューした映像もあったが…

【1970年 三島事件の記憶】

【1970年 三島事件の記憶】 ≪爆報!THEフライデー【三島由紀夫の妻…壮絶人生】≫ 2017.11.24 https://kakaku.com/tv/channel=6/programID=29386/episodeID=1116296/?fbclid=IwAR360zPmJABq8tivPBx2cgrJG5rrxyB0C7_Dop1zi7-yS-kFDQdfMh5uIws 三島由紀夫の没後47…

【団塊世代は何を為したのか】

【団塊世代は何を為したのか】 1960年代から70年代初めにかけて、多くの若者文化が登場したが、それらを主導したのは必ずしも「団塊世代(1947-49生)」ではなかった。 ざっと関係者を挙げてみると、東大全共闘議長山本義隆1941年、サイケのイラストレーター…

【エジソンVSテスラ】

【エジソンVSテスラ】 NHK-BS ドキュメンタリー「電流戦争! エジソンVSテスラ」が放送された。 http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=170502 発明王として名高いトーマス・エジソンと、磁束密度単位にその名を残すニコラ・テスラの、直流or交…

【伊藤野枝という破天荒な女】

【伊藤野枝という破天荒な女】 幸徳秋水の大逆事件を調べていたら、関東大震災直後のどさくさに、アナーキスト「大杉栄」らが虐殺された甘粕事件につながって、その時いっしょに謀殺された妻の「伊藤野枝」の名が出てきた。さらに、野枝に大杉を寝取られた前…

ジェロニモの死

1909.2.17/米 北米インディアン最後の戦死ジェロニモ、屈辱と無念の生涯を終える。 白人に対するアメリカ・インディアンの、最後の組織的抵抗を指導したアパッチ族戦士ジェロニモが、オクラホマのシル砦で虜囚として79歳で死去した。 ジェロニモは誤解される…

夏目漱石『坊っちゃん』と藤村操の「巌頭之感」

夏目漱石『坊っちゃん』と藤村操の「巌頭之感」 漱石は明治39年から、「ホトトギス」に『吾輩は猫である』を連載中で、その好評に意を強くして、『倫敦塔』『坊つちやん』と立て続けに作品を発表する。夏目金之助漱石は東京帝大卒の超エリート英文学者として…

高野悦子『二十歳の原点』

【高野悦子『二十歳の原点』】 NHK「かんさい熱視線」(2/10)で、高野悦子『二十歳の原点』が取り上げられた。50年近くたった今でも、読まれているというのが驚きだ。 半世紀近く前、学園紛争や反体制活動の狭間で、社会活動と個人の恋愛などの葛藤に悩み自殺…

「トランプ現象」と「負け犬白人」たち

【「トランプ現象」と「負け犬白人」たち】 (アメリカン・サブカルチャーでその淵源を辿る) >日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50253 「トランプ現象」で世間が騒がしいが、この記事では、その…

トランプ米大統領就任一週間後の動向メモ

【トランプ米大統領就任一週間後の動向メモ】 「NY裁判所 イラク人男性に滞在を許可」 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170129-00000026-nnn-int ぽんぽん大統領令を出しているが、これは行政命令だから、司法によって拒否できる。また、…

「イエスの方舟」とは何だったのか?

【「イエスの方舟」とは何だったのか?】 1月27日放送「爆報!THE フライデー」(TBS系)で、『「カルト教団」として話題になった「イエスの方舟」の現在が明らかに』というタイトルで、宗教団体「イエスの方舟」の騒ぎから37年後の現在が報道された。 http://…

『「着物業界」が衰退したのはなぜか? 「伝統と書いてボッタクリと

『「着物業界」が衰退したのはなぜか? 「伝統と書いてボッタクリと読む」世界』http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1602/23/news055.html これは西陣周辺の織屋[オリヤ]の次男として生まれた育った自分にとっては、きわめて当たり前のことだった。…

阪神淡路大震災の記憶

20年前のこの日の夜明け方に発生した阪神淡路大震災の報道を観ているうちに、何か書いておかなければと思ってきた。地震当日は宇治市に住んでいたのだが、朝方までチャットにふけっていた。突然、大きな揺れに出会い、床柱にしがみついた。揺れが収まって何…

【過去の雑記帳より(1969/02/01全学集会)】

【過去の雑記帳より(1969/02/01全学集会)】 FACEBOOKで高野悦子『二十歳の原点』が話題になっている。この日記自体は読んでないのだが、同年代で同じような場所で過ごした者として、いささか当時の状況を振り返ってみようと思った。その頃の雑記帳に、封鎖…