2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【十円硬貨の記憶】

【十円硬貨の記憶】 人生最初の記憶は何だったのか。父親が、祖母の田舎である富山に行ってきて、駅で受けとった釣り銭を示しながら、「これが新しい10円硬貨だ」と見せていたという記憶がある。 十円銅貨は昭和26年から製造を始めたらしい。となると、わた…

【写真家・林忠彦と無頼派作家】

【写真家林忠彦と無頼派作家】 https://cardiac.exblog.jp/17894397/ これは「紫煙と文士たち」と題した写真展の 展示作品集である。林忠彦という戦後間もない時期から活躍した写真家で、日本の風俗や文士・風景など多岐にわたる写真を撮影した。 兵隊靴を履…

【15th Century Chronicle 1441-1460年】

【15th Century Chronicle 1441-1460年】 ◎将軍足利義教暗殺(嘉吉の乱) *1441.4.16/下総 結城城が陥落し、結城氏朝らが討ち死にする。(結城合戦終息) *1441.6.24/京都 赤松満祐(69)邸での結城合戦祝勝の宴で、将軍義教(48)が満祐の子らに暗殺される。…

メルロ=ポンティ「身体性の現象学」追補

メルロ=ポンティ「身体性の現象学」追補 >http://d.hatena.ne.jp/naniuji/20180719(『知覚の現象学』メルロ=ポンティ) メルロ=ポンティの「身体性の現象学」について述べた時、その構造を「映写室における映写機と映像」に例えた。これは、現象学における…

メルロ゠ポンティ『知覚の現象学』に関わる対話

メルロ゠ポンティ『知覚の現象学』に関わる対話 <Nobuo Sasaki>July 19, 2017 メルロ゠ポンティbotより 《身体は、必然的に「ここ」にあるのと同様、必然的に「今」実存している。それは決して「過去」となることはできない。『知覚の現象学』》 <Mori Masahiro> 近代は、肉体よりも精神や</mori></nobuo>…

【15th Century Chronicle 1421-1440年】

【15th Century Chronicle 1421-1440年】 ◎正長の土一揆 *1428.9.18/畿内 近江・山城の土民が、徳政を求めて蜂起する。(正長の土一揆) *1428.11.22/畿内 幕府は、徳政を求める一揆の禁止令を出す。 *1429.1.29/播磨 播磨国土民が、守護赤松満祐の荘園代…

【15th Century Chronicle 1401-1420年】

【15th Century Chronicle 1401-1420年】 ◎勘合貿易(日明貿易) *1401.5.13/ 足利義満が、博多の商人肥富と僧祖阿を明へ遣明使として派遣する。(明との本格的通交の開始) *1402.9.5/ 義満が北山第で明使と会見する。明永の楽帝帝は足利義満を「日本国王…

【「敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本/長岡真意子著」書評】

【「敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本/長岡真意子著」書評】 https://www.amazon.co.jp/敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本-長岡-真意子/dp/4798057142 いわゆる「子育てハウツー本」という形での出版だが、中身はそれ以上のものがある。もはや…

【14th Century Chronicle 1381-1400年】

【14th Century Chronicle 1381-1400年】 ◎第三代将軍足利義満 *1381.3.11/ 足利義満(24)が造営させた室町第(花の御所)に、後円融天皇(24)が行幸する。 *1383.1.14/ 将軍義満が源氏長者となる。 *1385.8.26/大和 将軍義満が、摂政二条義基らと春日社に…