アート

【和田誠氏追悼】

【和田誠氏追悼】 和田誠氏の、しゃれた軽いタッチで人物の内面まで映し出すようなイラストが好きだった。私の好みの本と氏のイラストの相性が良いのか、若い時に購入した本の装丁は和田誠氏のものがたくさんある。 その一冊に「お楽しみはこれからだ」とい…

【写真家・林忠彦と無頼派作家】

【写真家林忠彦と無頼派作家】 https://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2011/1201jan/01/index.html これは「紫煙と文士たち」と題した写真展の 展示作品集である。林忠彦という戦後間もない時期から活躍した写真家で、日本の風俗や文士・風景など…

「クレーの絵本」谷川俊太郎

「クレーの絵本」谷川俊太郎 本棚の奥から、こんな絵本がでてきた。「クレーの絵本」で谷川俊太郎の詩が添えられている。1995年発行。 クレーの絵は、メルヘンぽいシンプルな形象の奥に、不思議な世界の謎を突きつけてくる。 リルケ、カフカなど、この時期の…

【絵本のプレゼント】

【絵本のプレゼント】 孫娘の二歳の誕生会をやるので来てくれと、次男ところから連絡があった。さて、誕生日プレゼント無しの手ぶらというわけにもいかず、久しぶりに本屋に寄った。 学生時代に同居していた、兄とこの甥っこにも、金のない時のアイデアで絵…

【柳原良平追悼】(1915/08/19)

【柳原良平追悼】(1915/08/19) サントリー・トリスのシンボルキャラクター、「アンクル・トリス」をつくり出した柳原良平さんが死去。また懐かしい昭和の星が一つ消えた。 昭和30年代のサントリー(当時は「寿屋」)宣伝部には、後の作家 開高健、山口瞳、…

【ロートレアモンとシュルレアリスムとの偶然の邂逅】

【ロートレアモンとシュルレアリスムとの偶然の邂逅】 ”Salvador Dalí - Sewing machine with umbrellas” シュルレアリスムを語るときに、必ず引き合いに出されるロートレアモン伯爵の一節「解剖台の上での、ミシンと雨傘との偶発的な出会い(のように美しい…

【表現主義と印象主義】

【表現主義と印象主義】 「表現主義」(Expressionism)って「印象主義」(Impressionism)への対立概念というところもあるんだな。日本語だと、そこが消えてしまう。あと、フランス文化に対するドイツ文化という要素も重ねてみると、なんとなく分かってくる…

「印象批評」ということ

【「印象批評」ということ】 2012/05/30 twitter連投より この吉田秀和氏への追悼文を読んで、「印象批評」という言葉を懐かしく思い出した。クラシック音楽を聴いて、「文学的すぎる」と言うだけでいっぱしの音楽通気取りになれたのも、氏の裏の功績なのか…

絵本など

【絵本など】 せなけいこ「ねないこだれだ」、かこさとし「はははのはなし」、ブルーナ「ミッフィー」、北杜夫 作 和田誠 絵「ぼくのおじさん」 独身時代はずっと実家に同居していた。すでに兄の所帯になっており小さい甥も二人いて、なんとなく居候している…