2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【18th Century Chronicle 1766-70年】

【18th Century Chronicle 1766-70年】 ◎明和事件・尊王論者山県大弐が死罪となる*1767.8.22/京都 尊王論者山県大弐(43)が死刑に処せられ、宝暦事件の竹内式部も連座、八丈島流刑となる。(明和事件)*1767.8.22/上野 小幡藩主織田信邦が蟄居となり、弟信…

”Irish Whiskey”

"Irish Whiskey" 長男のパソコンを修理してやったら、料金がわりにウィスキーを置いていった。高価なものではなさそうだが、"Irish Whiskey" とあるのでアイルランド産のものらしい。 かつて、ある人の紹介でアイルランド系の米人のPCを修理してやった。お礼…

秋刀魚の歌 佐藤春夫

久々に秋刀魚が豊漁だというニュースが入ってきた。そこで思い起こす詩といへば・・・ >>> http://www.mikumano.info/satoharuo/sanmanouta.html 秋刀魚の歌 佐藤春夫 あはれ 秋風よ 情あらば傳へてよ ――男ありて 今日の夕餉に ひとり さんまを食(くら)…

【18th Century Chronicle 1761-65年】

【18th Century Chronicle 1761-65年】 ◎平賀源内という奇才*1761.-.-/ 高松藩が平賀源内の仕官差し止めを他藩へ触れる。(奉公構)*1763.7.-/ 平賀源内が、博物学書「物類品隲(ひんしつ)」を刊行する。*1763.11.-/ 平賀源内が、講義本「根南志具佐(ねな…

カール・マルクス 「経哲草稿」より

カール・マルクス 「経哲草稿」より 《 労働者は、労働の外部ではじめて自己のもとにあると感じ、そして労働の中では自己の外にあると感ずる。彼の労働は自発的なものではなく、強いられたもの、強制労働である。したがって、労働は欲求を満足させるものでは…

【18th Century Chronicle 1756-60年】

【18th Century Chronicle 1756-60年】 ◎郡上藩宝暦騒動*1754.8.10/美濃 美濃郡上藩の農民が、検見取りによる年貢増徴に反対し強訴。以降1758年まで、藩との抗争が続く。*1758.2.24/美濃 郡上藩領の農民が再び一揆を起こす。*1758.10.28/ 幕府は、郡上一…

【18th Century Chronicle 1751-55年】

【18th Century Chronicle 1751-55年】 ◎主君押込(おしこめ)*1751.11.11/江戸 三河岡崎藩主水野忠辰が重臣らにより座敷牢に押し込められる。 主君押込は、鎌倉時代から武家社会に見られた慣行だが、特に江戸時代の幕藩体制において、行跡が悪いとされる藩…

【18th Century Chronicle 1746-50年】

【18th Century Chronicle 1746-50年】 ◎加賀騒動*1746.7.2/加賀 加賀藩で財政改革に手腕を発揮した大槻伝蔵が、保守派の反撃で失脚し蟄居閉門となる。(加賀騒動) 「加賀騒動」は、延享3(1746)年に加賀藩で起こったお家騒動で、「黒田騒動(1632)」や「伊…

メルロ・ポンティ『知覚の現象学』断章

メルロ・ポンティ『知覚の現象学』断章《「語る」という現象において、話し手は語るに先立って考えるのではない。話す間に考えるのですら無い。語るということが考えることなのである。》 現象学的思考の分かりやすい例である。先に「考えたこと」が有るので…

【18th Century Chronicle 1741-45年】

【18th Century Chronicle 1741-45年】 ◎「公事方御定書」と「御触書寛保集成」*1742.4.6/江戸 「公事方御定書」が仮完成し、その編纂に尽力した三奉行らを褒賞する。*1744.-.-/江戸 法体系整備の一環として、幕府初期からの法令集「御触書寛保集成」成る。…

【18th Century Chronicle 1736-40年】

【18th Century Chronicle 1736-40年】 ◎大岡越前守忠相*1736.8.12/江戸 幕府は、江戸町奉行大岡忠相を寺社奉行とする。 大岡忠相は、8代将軍徳川吉宗の享保の改革を町奉行として支え、江戸の市中行政に携わり、関東一円の行政改革に尽力した。忠相は、旗…

【18th Century Chronicle 1731-35年】

【18th Century Chronicle 1731-35年】 ◎尾張藩主徳川宗春と将軍吉宗*1731.3.-/ 尾張藩主徳川宗春が「温知政要」を著す。*1731.9.-/尾張 尾張の新藩主徳川宗春は、自身の考えに基づき開放政策を推進。遊里を解禁し、芝居や祭礼の制限も取り払うなどの政策…