【ゴッドファーザーⅡ/キューバ革命】

ゴッドファーザーⅡ/キューバ革命

 

 1958年の末、キューバでは、カストロゲバラの指揮する革命軍がハバナめざして進撃していた。アメリカ傀儡のバチスタ政権はほぼ崩壊の状況となり、12月31日の新春パーティで、バチスタは辞任演説をしている最中、宮殿にも人民が闖入してきて、翌1月1日そのまま隣国に亡命した。まもなく首都ハバナは革命軍によって制圧され、8日にはカストロハバナ入りし、名実ともに革命軍の勝利が確定した。

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 このバチスタ政権崩壊の模様は、映画「ゴッドファーザーⅡ」で描かれている。マイケルは、キューバに君臨するマフィアのドンに招かれた年越しパーティーで、バチスタが演説するさなかに騒乱が会場を襲い、マイケルは群衆の中を空港へ逃げるが、途中で見かけた兄フレドは、マイケルを恐れるように群衆に紛れる。ドラマの重要な伏線が、歴史的事件を背景に描かれる。

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