【映画備忘録07】
【映画備忘録07】
『英国王のスピーチ』"The King's Speech" (2010/英)
英国王のスピーチ - Wikipedia
地味なテーマからこれだけの秀作を作れたのに敬意を。この感動の源泉は、英国王が吃音を克服したのではなくて、吃音が国王を乗り越えさせたというところにあるのだろう。
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『シン・レッド・ライン』"The Thin Red Line" (1998/米)
シン・レッド・ライン - Wikipedia
太平洋戦争の激戦地、ガダルカナル島の戦いを舞台に生死の狭間を生き抜く若き兵士たちの姿を描いた戦争映画。
通常の戦争映画と異なって、悲惨な戦場のシーンに、現地の豊かな自然や平和時の兵士と恋人の情景がオーバーラップされたり、兵士が哲学的なセリフを吐いたりする。ちと冗長かな。
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『荒馬と女』"The Misfits" (1961/米)
荒馬と女 - Wikipedia
一人の女(Mモンロー)と三人の男たち(Cゲーブルほか)が野生の馬を狩りに行くのだが、原題が示唆するようにどうも「噛合わない」展開。二人の遺作ともなってしまい、映画的にもMisfitsかな。
ちなみに、映画中のセリフにやたら "Mustang" という言葉が出てくる。野生馬のことをこう呼ぶらしいが、この映画の数年後に、あのフォードの名車マスタングがデビューする。名前をこの映画から採ったのかどうかは不明なのだが、なぜかこれだけは納得したのですw
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『トリコロールに燃えて』"Head in the Clouds" (2004/英・加)
トリコロールに燃えて - Wikipedia
第二次大戦下で、奔放な愛を追求するギルダと、義憤から義勇軍やレジスタンスに参加するガイとの、再会とさらなる別れ。なぜに "Head in the Clouds" なのか、『トリコロールに燃えて』なのか?(笑)
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『チェ 28歳の革命』"Che;The Argentine" (2008/米仏西)
チェ (映画) - Wikipedia
マルクス主義者で兵士にして医者、という説明があったが、さらに喘息持ちの革命家でもあるという、チョイかっこよすぎのチェをベニチオ・デル・トロが演じてる。例のトロ様。
二部作の前編で、後編は『チェ 39歳 別れの手紙』"Guerrila"
関係ないけど、ちょいといい話。さすがCheも、経済だけは音痴だった。革命を達成した直後に、重要ポストを決める会議でカストロが、誰か「エコノミスタ(経済通)」は居るか?とたずねたところ、チェが名乗りを上げて「経済担当相」になった。銃を抱えて居眠っていたCheは、「コムニスタ(共産主義者)」と聞き間違えて手を挙げたのだとさ(笑)
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