【バーダー・マインホフ 理想の果てに】"Der Baader Meinhof Komplex"(2008/独)
ドイツ赤軍派(通称:バーダー・マインホフ)の結成からウルリケ・マインホフとアンドレアス・バーダーの死までを描いた作品。
日本でも過激な左翼闘争が吹き荒れた時代だが、どうしても同時代人として、この手の事件への感想は重たくなってしまう。ウーリ・エーデル監督の目線は、一定の距離を置きながら、内面の矛盾を抱えこんで独房で縊れた元女性ジャーナリストのウルリケ・マインホフに寄り添っているようだ。
バーダー・マインホフ 理想の果てに - Wikipedia