【ドラゴン・タトゥーの女】"The Girl with the Dragon Tattoo"(2011/米)

ドラゴン・タトゥーの女】"The Girl with the Dragon Tattoo"(2011/米)



 イカれたパンクで天才的ハッカーで孤独でひとを寄せ付けない野生豹のようなヒロインが、敏腕ジャーナリストの助手になって猟奇事件を追う。

https://movie.walkerplus.com/mv48267/?fbclid=IwAR2LE_lJ9XYXjTJhMNXuaE_br_P9btjPdIYfMA89-li9FyHsXjOvLGApLWM

 

【50歳の恋愛白書】"The Private Lives of Pippa Lee"(2009/米)

【50歳の恋愛白書】"The Private Lives of Pippa Lee"(2009/米)



 邦題からは見当が付きにくいのでリンク先から引用  >「厳密には恋愛ものでもラブコメでもなく、中年女性の生き様をリアルに描いた女性映画である。」

https://movies.yahoo.co.jp/movie/335510/

 

【3時10分、決断のとき】"3:10 to Yuma"(2007/米)


3時10分、決断のとき】"3:10 to Yuma"(2007/米)

 

 逮捕された強盗団の大ボスと、その護送業務に参加した地元小牧場主。スケールのでかい大悪人と、良心、プライド、男の生き様という所でぎりぎりの抵抗をする小市民牧場主の間に微妙な共鳴が...

https://ja.wikipedia.org/wiki/3%E6%99%8210%E5%88%86%E3%80%81%E6%B1%BA%E6%96%AD%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D

 

【ファニー・ヒル 〜禁断の扉〜】”Fanny Hill”(2007/英)

【ファニー・ヒル 〜禁断の扉〜】”Fanny Hill”(2007/英) 

ファニー・ヒル 禁断の扉 - [SAMPLE]ビデオながら見日記

 

 18世紀に書かれた古典的ポルノなのに、今頃になって、あのお固いBBCによる映画化とか。NHKが「四畳半襖の下張」を映画化放映するようなもんか(笑)

 

 「そして私は美徳の中にも悦びがあることを学んだ」by Fanny Hill

【ヒトラーの贋札】"Die Falscher"(2006年/独・墺)

ヒトラーの贋札】"Die Falscher"(2006年/独・墺)

ヒトラーの贋札 - Wikipedia


 重いテーマに引きずられがちになる素材だけど、サスペンス仕立てのエンタメという線を維持したところがエライ。しんどいけど楽しめます。

 

【ある公爵夫人の生涯】"The Duchess"(2008/英)

ある公爵夫人の生涯】"The Duchess"(2008/英)

ある公爵夫人の生涯 - Wikipedia


 ダイアナ妃をネタ元にしたのはいいんだけど、どうせやるならもっと徹底的にやった方が良いかも。デヴォンシャーの位置とキーラ・ナイトレイという女優を知ったのは儲けかな。

 

【髪結いの亭主】”Le Mari de la coiffeuse”(1990/仏)

髪結いの亭主】”Le Mari de la coiffeuse”(1990/仏)

髪結いの亭主 - Wikipedia


 
[予告編] https://www.youtube.com/watch?v=gUDBts3Gbt4
 一種の恋愛映画なんだろうが、何とも不思議な作品だった。覗き見癖のあるオタク風主人公アントワーヌも変だが、彼が見染て妻になる髪結い(理容師)マチルド(アンナ・ガリエナ)も謎だらけ。その過去も内面もほとんど描かれないで、幸せな夫婦生活を10年間も送りながら、唐突に増水した川に飛び込んで自殺するし、その理由も描かれない。それでも何故か、深い印象を残す映画だった。

 「髪結いの亭主」という言葉は、「妻の収入で楽な暮らしをする亭主」を指す日本固有の言い回しかと思ったが、フランスでも同じニュアンスで使われるのだろうか。しかも映画ではあきらかに、マチルドは男性客中心の「理容師」なので、厳密にいえば「床屋」なのだが、原題の ”la coiffeuse” を自動翻訳してみると「美容師」と出る。

 そもそも江戸時代には、「髪結い」と「床屋」があったが、必ずしも今の美容師・理容師とぴったり重なるものではないし、フランスでも理容師と美容師の区別はあるのだろうか。

 いずれにせよ、亭主の変態オタク風アントワーヌが主人公だから『髪結いの亭主』というタイトルになったのだろうが、ラストで謎の自殺をしてしまう妻のマチルドのシーンが劇的である分、マチルド中心の映画だともとらえられる。そんなわけで、「髪結い亭主」とのタイトルには、いささか違和感を感じる。

 そして、他人からはうかがい知れない夫婦の間柄は、なぜか、子供のころ近所に住んでいた「ひょうたん屋」の老夫婦のイメージが重なるのであった(笑) 
http://d.hatena.ne.jp/naniuji/20150904