【ONCE ダブリンの街角で】"Once"(2007/愛)

ONCE ダブリンの街角で】"Once"(2007/愛)

 

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ONCE ダブリンの街角で - Wikipedia

 しょぼい街で、しょぼい街頭シンガーとしょぼい花売りバイト娘の、しょぼい恋のお話、でもきっと泣けるよ!(ということで、予想外にヒットした映画らしい)

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【ロビン・フッド】"Robin Hood"(2010/米英)

ロビン・フッド】"Robin Hood"(2010/米英)

 

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ロビン・フッド (2010年の映画) - Wikipedia
 

 ラッセル・クロウロビン・フッド。シャーウッドの森とか言葉だけは知っていたけど、なるほどこんな話だったのか。オバカ王ジョンとマグナ・カルタの成立が背景になっている。歴史的背景を踏まえてみると、映画の奥行きが違って見える。

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【4ヶ月、3週と2日】"4 Months, 3 Weeks and 2 Days”(2007/ルーマニア)

4ヶ月、3週と2日】"4 Months, 3 Weeks and 2 Days”(2007/ルーマニア)

 

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https://eiga.com/movie/53393/


 背景は、チャウシェスク独裁政権末期の無惨なルーマニア。ルームメイトの違法中絶の手助けをする羽目になった女子大学生の一日を淡々と描く。当時の社会で生きることの恐怖、不安、陰鬱が画面ににじみ出てくる。

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 チャウシェスク独裁下では、無謀な人口増政策をすすめ、人工中絶も離婚も禁止した。そのせいで、親に棄てられた孤児が街にあふれ、強制収容された孤児院では、栄養失調対策に不衛生な輸血をして栄養を補給した。そして、幼児にエイズが蔓延したというひどい時代だった。

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ルーマニア革命 (1989年)によって逮捕されたチャウシェスク夫妻は、即時に銃殺され、そのシーンはテレビで公開された。一説によると、ソ連によって一発の原爆を与えられており、爆発指令を出さないように、即時に銃殺し、国民に認知させる必要があったという説もある)

【サラエボの花】"Grbavica"(2007/ボスニア・ヘルツェゴビナ)

サラエボの花】"Grbavica"(2007/ボスニア・ヘルツェゴビナ)

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サラエボの花 - Wikipedia

 内戦の傷を抱えたまま人々が生きる貧しいサラエボの街。母から自分の出生の秘密を打ち明けられた娘の、ラストシーンの笑顔が忘れられない。

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【ダーティハリー】"Dirty Harry"(1971/米)

ダーティハリー】"Dirty Harry"(1971/米)

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ダーティハリー - Wikipedia

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 言うまでもなく、俳優クリント・イーストウッドのアクション代表作。日本語字幕で「"Dirty Harry"=お不潔ハリー」となっていて、オネエ言葉のキャラハン警部を想像してしまった。ちょいとワラヒ

 

【地獄の黙示録】"Apocalypse Now"(1979/米)

地獄の黙示録】"Apocalypse Now"(1979/米)

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地獄の黙示録 - Wikipedia

 

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<特別完全版/2001> 202分とさすがに長く感じたが、いくつかのエピソードが復元されて、一種ロード・ムーヴィー的な見方もできる。いずれにしてもカーツ大佐は戦争という謎だな。

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