【ニューヨークの恋人】&【幸せのレシピ】
【ニューヨークの恋人】"Kate & Leopold" (2001/米)
『ローマの休日』と『卒業』を重ね合わせてひっくり返したようなメグ・ライアンのラブコメ・・・といっても何のことやら。まあ、観ても損はないか。
【幸せのレシピ】"No Reservations" (2007/米)
今度はキャサリン・ゼタ=ジョーンズのロマンス・コメディ。突っ張って生きているシングル・ウーマンが、ひょんなことから恋に陥るという定番レシピですが、水準はクリアしたテイストに。
ニューヨークのアパートに住むシングルウーマンの映画を続けて見たけが、どちらも階下や階上に住む男がからみ役として出てくる。つまり、階段の各階に一戸分だけの部屋がある造りになってるようだ。つまり、階上と階下だけがお隣さん。そこで、階下や階上の男とのちょいとしたやりとりが、シングル族の大都会での微妙な孤独感を印象付ける仕組みだな。