カーネルサンダースの呪い

サンダースとバース

カーネルサンダースの呪い】
 
「本日はケンタッキーの父カーネル・サンダースの命日です。35年前の1980年90歳でお亡くなりになられました」という記事がありました。

関連してのコメント、いくつかを

◎軍歴では一兵卒で大佐(カーネル=Colonel)になったことはないが、ケンタッキー州の名誉市民みたいな「ケンタッキー・カーネル」という称号からカーネルの愛称となった。ちなみに『コンバット!』の「サンダース軍曹=Sergeant」とも関係ない、ややこし(笑)

◎圧力釜を用いたほっかほかのフライドチキンは、サンダースが従軍中にヒントを得たという伝説がある。
 砲兵隊員として従軍したサンダースは、寒い地域での戦闘で大砲をぶっ放してたが、あるとき温かい装填口にもぐりこんで寢ていた鶏に気づかず、そのまま弾を込めて撃ったところ、ポン菓子の要領で、ふかふかのフライドチキンができあがったとか。
 その体型とマッチしてか、いかにもありそうな話として信じられている(笑)

◎「カーネルサンダースの呪い」については、1994年ごろに次のような記事をかいたことがある。その後、二度のリーグ優勝やサンダース像の発見もあったが、いまだ日本シリーズ優勝はなく、呪いはとけていない模様(笑)
《水底に沈むカーネルサンダースの呪い
発端は、大阪のTV番組「探偵ナイトスクープ」の企画の一つだったのが、マスコミに取り上げられた時、あたかも「大阪人は真面目に信じている」ような扱いになって、そのまま一人歩きしてしまったのだ、と、「全日本アホバカ分布」にありましたが、私はそれまで噂自体を知らなかった…》
 補足すると、プロ野球阪神タイガースが1985年に数十年ぶりに優勝したとき、狂喜したファンの群れが店頭にあったC・サンダース人形を道頓堀川に投げ込んだことから噂が発生したらしい。その後もタイガースが一向に優勝しないところから、噂の命脈は延々と保たれているようである。[1994記]

◎1985年、21年ぶりの優勝に歓喜したタイガースファンが、次々と道頓堀川に飛び込んだ。やがて真弓、掛布、岡田ら強力打線のそっくりさんが飛び込みだしたが、肝心の三冠王バースが居ないじゃないか。そこで引っ張り出してきたのが、サンダースおじさんの像と言うわけです。体型もそっくりw

◎《(サンダースは、現役引退)以後も「会社の広告塔」として世界各国に広がった店舗を見て回った。1970年にKFCが進出した日本には、1972年10月、1978年6月、1980年5月の3度訪れている》とあります。さおりさんが会ったのは、この最後の訪問時ということになりますね。スープを飲もうとしてドジるのも、ひょっとしたら広告塔としてのギャグだったのかもw

◎もう一つカーネルにまつわる都市伝説を。
『迷子になったC・サンダース』
《同じく京大生から聞いた話で、(これは噂より笑い話ですが)
「酔っぱらってカーネルサンダースさんを連れて帰ってしまった。次の日しらふにかえって処置に困ったので、公衆電話のところまで連れていって店に電話をかけたそうな。『散歩に出かけて道に迷ったので迎えにきてください』と。」》

◎ちなみに、カーネル・サンダース像を店頭に立たせるようになったのは、日本のKFCが発祥だそうな。クリスマスが近づくと、各地のサンダース人形が、カーネル・サンタース!?に衣装がえするのも日本ならではw
 数々のカーネル伝説が生まれたのも、奇抜なカーネル人形のせいかもしれませんね。