自分史

004.幼稚園のころ

【004.幼稚園のころ】 幼稚園の写真、上は音楽会、下は遠足に出かけるところだと思われる。 音楽会の担当バートは小太鼓w よくみると打楽器ばかりで、音階を演奏できるのは木琴程度のようだ。園児にまともな合奏を期待するのは無理で、ベースのメロディは先…

003.幼時の記憶

【003.幼時の記憶】 人生最初の記憶は何だったのか。父親が、祖母の田舎である富山に行ってきて、駅で受けとった釣り銭を示しながら、「これが新しい10円硬貨だ」と見せていたという記憶がある。いま確認すると、十円銅貨は昭和26年から製造を始めたが、発行…

002.誕生の記憶

【002.誕生の記憶】 三島由紀夫は『仮面の告白』で、自身が生れたときの情景を憶えているなどと嘘っぱちを書いているが、そんなことは私のような凡人にはあり得ない。おそらく後になってから、母親などから聞いたのだと思うが、憶えていることを記しておくこ…

001.日記を始める?

【001.日記を始める?】 平安時代の女流文学に「日記文学」というのがある。『蜻蛉日記』『紫式部日記』『和泉式部日記』『更級日記』等々あるが、これらは今の人が思う日記とは異なって、ある種の回想録に近いようである。 私も若いときには、何度か「日記…

阪神淡路大震災の記憶

20年前のこの日の夜明け方に発生した阪神淡路大震災の報道を観ているうちに、何か書いておかなければと思ってきた。地震当日は宇治市に住んでいたのだが、朝方までチャットにふけっていた。突然、大きな揺れに出会い、床柱にしがみついた。揺れが収まって何…

【過去の雑記帳より(1969/02/01全学集会)】

【過去の雑記帳より(1969/02/01全学集会)】 FACEBOOKで高野悦子『二十歳の原点』が話題になっている。この日記自体は読んでないのだが、同年代で同じような場所で過ごした者として、いささか当時の状況を振り返ってみようと思った。その頃の雑記帳に、封鎖…